まちの見どころ
訪れるたびに新たな発見に出会う太宰府のまち。
太宰府に流れてきた歴史や文化を学び、体感できる名所をご案内。
太宰府の中心には太宰府天満宮や門前町の歴史ある建物。西側にはかつての遠の朝廷として栄えた跡を残す文化財。
歴史と文化の交差点の太宰府の地で、1,300年前から紡がれてきた時代の姿を見ることができるスポットをご紹介します。
知れば知るほど面白い、知的好奇心を満たすを旅をお楽しみください。
太宰府天満宮
菅原道真公を祭神として祀る全国約12,000社の総本宮です。学問・文化芸術・厄除けの神様である道真公を崇拝する聖地として、昔から今に至るまで多くの人に親しまれています。
当ホテルの宿泊者の方限定で、閉館後に静寂の天満宮で夜間参拝できるアクティビティもご用意しております。
九州国立博物館
「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトを掲げる、全国で4つ目の国立博物館です。延べ床面積は3万㎡と広大で、周囲の山並みに溶け込む穏やかな曲線を描いた外観が特徴的です。鑑賞だけでなく五感で体験できる点が高く評価されており、特別なテーマを設定した「特集展示」が毎週開催されるなど、新鮮な感動を体験できます。
大宰府政庁跡
アジア大陸の窓口としても機能したことから、重要な政治の中核として大宰府の中心地に建設された政庁の跡地。
長い時を経て建物は失われていますが、古い建築基礎は今も遺されており、現在は史跡公園として親しまれています。2月から3月には梅の名所としても人気なスポットです。
大宰府展示館
大宰府政庁跡地の入り口に位置し、考古資料の展示をはじめ、西の都・大宰府の歴史と文化を紹介しています。令和の起源である万葉集の「梅花の宴」の様子を再現したジオラマなどをお楽しみただけます。
坂本八幡宮
大宰府政庁跡の北西にある神社で、応神天皇を御祭神としています。「万葉集」におさめられている「梅花の歌三十二首」が読まれた大伴旅人邸の跡地と言われおり、その序文が令和の起源になっています。新元号が定められた2019年の秋、境内に御影石製の「令和」の石碑が建てられました。
宝満宮竈門神社
標高829メートルの宝満山頂に上宮があり、麓に下宮が鎮座する。上宮の御社殿は北を向いて建てられており、遥か海の彼方の大陸を常に意識してきた日本の歴史と文化の形成を感じられます。
古くから「縁結びの神」として広く信仰され、男女の「良縁」をはじめ、家族、友人、仕事、自然などとの良いご縁を結んでいただける神様として広く親しまれています。
宝満山
国家的祭祀が継承されてきた信仰の山として、その歴史的・文化的価値が認められ、全国3例目の国史跡に指定された「霊山」。別名「竈門山」と呼ばれ、山の形と雲霧がカマドで煮炊きをしているように見えることに由来しています。最澄や空海をはじめ、遣隋使や遣唐使として大陸へ渡る人々は渡航前にこの山に登拝し、航海の安全と自身が担う事業の成功を祈願しました。
光明禅寺
12世紀後半に建てられた臨済宗の禅寺で、仏光石庭や枯山水庭園を有し、秋の紅葉は特に見ごろで美しい景色が広がります。
観世音寺
7世紀後半に建立されたお寺です。日本初の梵鐘があり、九州の寺院の頂点でもありました。
宝蔵には重要文化財が多く展示されています。
戎壇院
奈良時代に置かれた臨済宗の寺院です。戒壇とは僧侶として守るべき戒律を授けるところで、戒壇はここ太宰府の他に、奈良の東大寺、下野(栃木県)の薬師寺に置かれ、「天下三戒壇」と呼ばれています。
筑前国分寺跡
聖武天皇の命で全国に建立された国分寺の一つです。
九州の中では最も早く完成した国分寺で、756年までに完成したとみられています。
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